2006年11月01日

ブーさん釣行記:今回のターゲットはカリフォルニアデルタ---その2

短期集中レポート

またまた夫婦で挑戦!
今回のターゲットはカリフォルニアデルタ

IMG_0305_sum.jpg 新婚旅行で訪れたフロリダ州、DAIHATSU CUP準優勝で出場権を獲得したレイク・ミードでのU.S.OPEN、自力でたどりついたレイク・パウエル。“ブーさん”こと高木匡一さんはウイークエンドアングラーながら、積極的にアメリカのバスフィッシングにチャレンジしている。昨年はレンタカーで旅したアリゾナ&ネバダの旅行記を寄せてくれたが、ブーさんは今年も夫婦でアメリカへとチャレンジ。前編ではライセンスを買うまでに手間取ったブーさんだが、いよいよフィールドへ。果たしてビッグフィッシュとは出会えたのだろうか……後編をお届けしよう。

ガイドとともに、いよいよフィールドへ

当日。朝6時に滞在しているモーテルの前で、本日のガイド、マーク・ラサッグニー(Mark Lassagne)さんと待ち合わせです。6時少し前に表で待っていると、DODGEのトラックにスキーターZX225を引いたマーJクさんがやって来ました。
 マークさんはB.A.S.SやFLWにも参戦したことがあるトーナメントプロ&プロガイドで、BASS ANGLER’S GUIDEという西海岸ローカルの雑誌の編集などの仕事もしているそうです。
 早速挨拶が終わると、そのBASS ANGLER’S GUIDEを頂きました。西海岸のトーナメントカレンダー、Jay Yelas、Ken Cookといった日本でも知られている有名プロのコラム、西海岸のレイクのロコアングラーたちのレポートも記載されています。さて、車に乗り込み、マリーナまで30分程度移動。Russo’s MARINAというマリーナに到着しました。ラウンチングを済ませ、ボートを桟橋につけました。
 フィールドのコンディションを尋ねると、昨晩冷え込んだ影響で少し厳しそうだということです。さらにこの日は少し風が強く、一層寒さを感じます。私たちもトレーナーとレインウエアまで着込みました。
 それに加えて、近日釣れているサイズは小さいのばかりのようで、1ポンドから3ポンドぐらいまでがアベレージサイズとのことです。カリフォルニアデルタといえば、10ポンドのバスもキャッチできる西海岸屈指のビックフィッシュレイクだと思っていましたので、それを聞いて少し残念に思いました。
 けれども、やってみないとわからない! ねらって釣ってやる! という意気込みで、朝焼けの中スタートしました。

IMG_0250_sum.jpg

 まず、マリーナからすぐ出た防波壁沿いからスタート。日も上がってきました。奥さんはポッパー、私はスーパースプークを使用。あっという間に小さいながらもバスが釣れました。
 とりあえず2人ともファーストフィッシュをキャッチした後は、マリーナに面しているFranks Tract State Recreation Areaの北側にあるWashington Cut というエリアに移動。このエリアは複雑に入り組んだデルタ地帯のうち、サンワーキン・リバーと小さな複数のクリークとつながっているエリアで、1つの“レイク“といってよいほど広大なオープンウォーターになっています。
 その一部となるWashington Cutは、北側にあたる岸側のリップラップをプロテクトするように、沖側に長細いブッシュの島群が続いており、クリークを作り出しています。リップラップには、岸から一段深いところにウイードの塊が点在しており、そこにバスがついているようです。それらのスポットをバズベイトで流すと、よいテンポでバスがバイトしてきます。何尾かキャッチしましたが、リップラップの岬上になっているところで、3ポンド程度のグットフィッシュをキャッチすることができました。ズシリと重い魚でした。
 その後は対岸となるブッシュ側を流しますが、ノーバイト。ブッシュの中にバスが潜んでいるといった形ではなく、少し沖側の変化にバスがついているようでした。

IMG_0261_sum.jpg

 昼前までそのエリアを攻めていましたが、その後、Franks Tract State Recreation Areaの南側にあたるQuimby Islandに移動しました。このあたりは私がイメージしていたデルタの印象と一致するクリークで、その両端はベジテーションなどが広がり、時期によってはフリッピングが有効になりそうなエリアです。
 その入り組んだクリークの中にボートを進めていきました。引き続きバズベイトでテンポよく攻めます。
 「月曜日はここでよい釣りができたんだ」というMarkさんの言葉とは裏腹にバイトがあまりありません。どうやら、タイドの動きが止まってしまったからのようです。タイドを待つため昼食をとることにしました。
 その後、釣りを再開しましたが、バズベイトでバイトが遠のいたため、スピナーベイトに変更、ポツポツと小さいながらも拾い釣りをします。しかしビックフィッシュはなかなか取ることができません。
 奥さんの使うクランクベイトにも小さいながらもバイトが集中。私もスピナーベイトからクランクベイトに変更してみました。やはりカバーについているといった感じではなく、少し深めのちょっとしたアシやウィードに潜んでいるようです。そこをクランクベイトで絡ませながらトレースしていきます。

IMG_0277_sum.jpg

ビッグフィッシュには出会えずも満足。次はクリア・レイク?

 朝、釣った3ポンド以上の魚をキャッチすることなく、終わりの時間が近づいてきました。ラストスポットは、Franks Tract State Recreation Areaの北東のエリア。朝に入ったWashington Cutと同じようなエリアで、リップラップ側ではなく、レイク側のブッシュの島をクランクベイトで流しました。
 そして、終了間際にどうにか3ポンド弱のバスをキャッチ。
 今回、残念なことに、私が思うデルタらしいバスをキャッチすることができませんでした。奥さんも2ポンド程度の魚までしか釣れませんでしたが、私たちがいままで経験したレイクとはひと味違ったレイクだったため、とても新鮮で楽しかったようです。
 私自身もそれを感じていました。
バスフィッシングをしにきているので、より大きなバスをたくさん釣りたい! と願うのはバスフィッシャーマンだったら当然のことなのかもしれません。ただ、私たちが刺激を受けていたのは、日本では見ることができない光景、その壮大なフィールドはもちろん、そのほかに、湖畔にある家並み、桟橋などの建造物、魚を捕獲しようとしているビーバーのような野生動物、日本ではお目にかかれない魚たちだったのかもしれません。

IMG_0303_sum.jpg

 フィッシングライセンスを購入するためローカルのショップを訪ねることも、手間がかかるように思えますが、それらの店に立ち入り、品揃えを見ることで、そこのフィールドの雰囲気を読み取るきっかけになることもあります。
 そういった日本とは違ったあらゆる環境の下でバスフィッシングができたことが、実は私たちの最大の楽しみだったのかもしれません。
 カリフォルニアデルタは春から夏にかけてもっともよい時期だそうです。
 「クリアレイクもよいフィールドだよ」と言うMarkさん。クリアレイクもビックフィッシュレイクです。
 まだまだいかなくてはならないフィールドがアメリカにはたくさんありそうです。


高木匡一さんのウェブサイト「TAKAGIYA」では、カリフォルニア・デルタに向かう前のフェニックスからラスベガスまでのドライブ旅行のレポートを掲載中。「TAKAGIYA」はこちら

Posted by jun at 2006年11月01日 15:17 in 短期集中レポート

mark