2006年10月30日

ブーさん釣行記:今回のターゲットはカリフォルニアデルタ---その1

短期集中レポート

またまた夫婦で挑戦!
今回のターゲットはカリフォルニアデルタ

IMG_0260_sum.jpg 新婚旅行で訪れたフロリダ州、DAIHATSU CUP準優勝で出場権を獲得したレイク・ミードでのU.S.OPEN、自力でたどりついたレイク・パウエル。“ブーさん”こと高木匡一さんはウイークエンドアングラーながら、積極的にアメリカのバスフィッシングにチャレンジしている。昨年はレンタカーで旅したアリゾナ&ネバダの旅行記を寄せてくれたが、ブーさんは今年も夫婦でアメリカへとチャレンジ。今回は、ビッグフィッシュファクトリーとして名高いカリフォルニア・デルタへと足を伸ばしたという。果たしてビッグフィッシュとは出会えたのだろうか……ブーさんの釣行レポートをお届けしよう。

ビッグフィッシュの宝庫、カリフォルニア・デルタへ

 昨年、足を運んだレイクパウエルをはじめとするアメリカの大自然。その壮大な景色は私たち夫婦を魅了しました。それらの大自然を再び感じたいと思う想いが、またもや私たちをアメリカへ向かわせたのです。
 ここ近年、私がアメリカで釣りをしたレイクは、レイク・ミード、レイク・パウエルといったクリアウォーターのリザーバーでした。砂漠の中のオアシスといったイメージのリザーバーは、日本では見ることのできない風景を味わうことができます。ただし、今回は新たな感動を求めて、趣を少し変えることにしました。豊富なベジテーションが広がり、ビックフィッシュの宝庫として知られるカリフォルニアデルタをチョイスしたのです。
 夫婦での観光を兼ねた旅行なので、まずはアリゾナ州のフェニックスから陸路でラスベガスまでドライブ旅行。セドナなどの観光を楽しんだ後、ラスベガスからサンフランシスコまで空路で移動。サンフランシスコの空港で、レンタカーを借りなおし、サンフランシスコからアンティオック(Antioch)という町に向かいました。サンフランシスコのフリーウェイは地方のフリーウェイとは異なり、アメリカが車社会だと再確認させられるほどたくさんの交通量でした。
IMG_0235_sum.jpg 渋滞に遭遇しながらアンティオックについたのは、出発から1時間半後でした。まずはフィッシングライセンスを買うために、ショップに立ち寄らなければなりません。
 アンティオックの隣街、オークリー(Oakley)にはHook,Line & Sinkerというショップがあるとのことなので、車に搭載されているカーナナビを活用し、ショップに向かいました。すでに時間は午後6時前。閉店時間の午後6時まで数分しかありません。急ぎ足で店内に入ると髭がりっぱなおじさんがいました。

IMG_0239_sum.jpg 早速フィッシングライセンスを買おうとおじさんに尋ねると、Non-resident(カリフォルニア州に在住していない人) のライセンスは置いていないとのことです。ただ、フリーウェイ近くにあるKマートというところに置いてあるのでそちらに行ってみなさい、と言われました。
 せっかくですので、閉店までの時間、Hook,Line&Sinkerの店内を見回ることにしました。店内には、バズベイト、スピナーベイトのワイヤー系のルアーをはじめ、フロッグも多数取り揃えていました。ワーム類では、デルタのロコアングラーが多用するリアクション・イノベーションズのスイートビーバーが充実しており、まさにデルタにマッチしたルアー達、少数精鋭が揃っているといった感じです。
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なかなかライセンスが見つからず、気が焦る。

 買い物を済ませた後フリーウェイ方面に向かうと、おじさんが言ったとおりKマートがありました。
カウンターのおねえさんに、フィッシングライセンスを置いているかどうかを訪ねると、Non-residentのライセンスは置いていないというのです。もう夕方ですので、早くフィッシングライセンスを買って明日に望みたいと少し気が焦ります。「他にライセンスを置いているお店はありませんか?」と聞くと、道を渡ったところにフィッシングショップがあるとのこと。足早にそのショップへ向かいました。
 そのショップは、おもに餌釣りに使うベイトを扱うお店でした。店内のようすをうかがうと、大きなスペースに、ベイトが入っている大きな水槽や冷蔵庫が並んでいますが、ルアー用品などはほとんど置いていません。カウンタには、パワフルそうなおばさんと、その息子さんと思われる高校生ぐらいの青年が立っていました。
 私は早速そのおばさんに「Non-residentのフィッシングライセンスがほしいのですが……」とたずねると、「ここにはないわ。けど、ちょっと待って」と言い、どこかへ電話をかけました。どうやら、その電話先はKマートのようでした。おばさんは「そこのKマートに2日間使えるフィッシングライセンスがあるわよ」と言いました。
 私は「先ほどKマートに行って確認したら、ないと言われてしまいました」と必死に説明すると、そのおばさんは私に「あなたに説明した人が勘違いしているだけなの。Non-residentはスタンプはいらないので、2日間有効のものだったらKマートですぐに発行できるわ。あなたがそこに行ってわかるようにもう一度電話してあげるわね」と、その経緯がわかるように、英語があまりわからない私にとても親切に説明してくれました。
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 電話が終わると、おばさんは売り物だと思われるライセンスホルダーを2つと、カリフォルニア州のフィッシングレギュレーションブックをくれました。いきなり店に訪れた日本人に、こんなにまで親切にしてくれる人がいるとは……。本当に感激しました。そして私は、こっそりとレジの横においてあったお店の名刺を持って帰ってきました。日本に帰ったらおばさんにお礼の手紙を出すために。
 その後、再びKマートに行くと、待ってましたとばかりに店員さんが私を誘導。何事もなかったかのように、フィッシングライセンスを発行していただくことができました。本当におばさんには感謝です!


その2へ続く……

高木匡一さんのウェブサイト「TAKAGIYA」では、カリフォルニア・デルタに向かう前のフェニックスからラスベガスまでのドライブ旅行のレポートを掲載中。「TAKAGIYA」はこちら

Posted by jun at 2006年10月30日 14:41 in 短期集中レポート

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