2004年12月15日

琵琶湖・淀川流域圏再生計画に批判続出 滋賀県議会

 国の都市再生プロジェクトとして、滋賀県などが策定を進めている「琵琶湖・淀川流域圏の再生」計画について、県は14日、概要を県議会に説明した。親水空間の創出やヨシ帯の保全再生など以前から取り組む事業が並んだことに、県議から「単に予算の枠取りとしか思えない」などと批判や疑問が相次いだ。

 県によると、再生計画の基本理念は「流域圏を一体としてとらえ、歴史や文化を生かしながら、すべての生物の営みが永続可能となる環境を再生し、安全で活力あふれる魅力的なまちづくりをするため流域圏全体で行動すべき」としている。
 その上で、琵琶湖から淀川の水辺を舟や自転車、徒歩で行き来できる「みずべプロムナードネットワーク」や、ヨシ帯や内湖の復元など「水辺の生態系保全再生・ネットワーク」など計5つをテーマに挙げている。
 この日の県議会環境・農水常任委員会で、県議からは「上流、下流の利害調整が目的だったのでは」「これまでの事業の羅列。上流の県としてこうしたいというメッセージをどう出すのか」「ダムやアユの冷水病の問題になぜ触れないのか」などの声が上がった。
 これに対し、県側は再生計画の中で、流域の自治体で組織して渇水対策などを協議する「琵琶湖・淀川流域圏再生協議会」(仮称)を設けることなどを強調した。
 同再生計画をめぐっては、都市の魅力と国際競争力を高める目的で、国土交通省や滋賀県、京都府、大阪府などでつくる協議会が4月から論議し、来年2月の策定を目指している。(京都新聞)

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2004年12月15日 11:39 in 内水面行政関連

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