2004年12月12日

景観守る研究会、官民で27日設立 嵐山・桂川に外来藻が大量発生

 京都・嵐山の桂川に外来種の藻が大量に発生して観光に支障が出ている問題で、河川を管理する近畿地方整備局は学識経験者や地元観光業者らを交え対策を練る研究会を27日に設立する。京都有数の名勝の美化に向け、官民一体となって本格的に対策に乗り出す。

 藻は渡月橋近くの「一の井堰(せき)」から上流にかけて群生。川幅を狭め嵐山名物の屋形船が通りにくくなったり、鵜飼いの鵜が藻に絡むなど支障が出ていた。悪臭や景観面の問題もあり、7月には遊覧船業者が回収作業を行うなど奮闘している。
 近畿地方整備局淀川河川事務所が冬と夏に調査したところ藻の大半は外来種のオオカナダモで成長具合などを確認した。「一連の台風で藻は下流に流され少なくなったが、今後発生することが懸念される」(河川環境課)とみている。
 研究会には一の井堰上流を管理する京都府や京都市の河川課長のほか、水生植物が専門の角野康郎神戸大教授ら3人の学識経験者も委員として参加。地元からも観光業者らでつくる「嵐山保勝会」の代表者らがメンバーに入る予定。研究会は今後は来年度まで年数回のペースで開催する。
 淀川河川事務所は「オオカナダモが大量発生した原因を突き止め、繁殖を抑える手段を講じたい」(河川環境課)と話している。(京都新聞)

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Posted by jun at 2004年12月12日 12:38 in 自然環境関連

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