2004年11月30日

外来種防止法、2湖で「バス」対象外に−−河口湖商工会が議会に請願/山梨

 ◇地域経済守るため
 海外から持ち込まれた生物による生態系破壊を防ぐため05年4月からの施行が予定される「特定外来生物被害防止法」を巡り、河口湖商工会は29日、ブラックバスの一種のオオクチバス(バス)が同法の指定種となった場合でも、町内の河口湖と西湖では法の対象外とすることを求める請願を提出した。両湖はバス釣りの全国的な名所で観光収入源となっており、地域経済を守るためとして請願。町議会は請願を採択、近く小泉純一郎首相らに意見書を提出する。

 同法の指定種となった生物は飼育や放流が禁止される。バスを同法の対象に含めるかは、検討中。両湖のバスは県の漁業権認定魚種で、放流や釣り客からの遊漁料の徴収が許可されている。今年1月、10年間の認定が更新された。
 商工会は、両湖のバス釣りで年間約16万人の釣り客と約40億円の経済効果があるとの調査結果を示した。特に、年間約30トンを放流している河口湖にとって死活問題となる。
 県は「仮にバスが指定されても漁業権がある湖はそのまま存続される方針」と説明するが、商工会は「漁業権の次回更新時に認定から外される恐れがある」と懸念している。
【吉見裕都】11月30日朝刊(毎日新聞)
+Yahoo!ニュース-山梨-毎日新聞

Posted by jun at 2004年11月30日 21:06 in 内水面行政関連

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