2004年11月01日

絶滅危ぐ種など上位ランク生物増加へ 琵琶湖博物館でフォーラム

 「滋賀の生物多様性を考えるフォーラム」(県主催)が31日、滋賀県草津市の琵琶湖博物館で開かれ、県版レッドデータブックの更新に取り組む「生きもの総合調査委員会」が中間報告書を公表した。9ランクある「大切にすべき野生生物」の総数は、2000年度作成の同ブックに比べて約350種増の約1400種となり、絶滅危ぐ種や希少種など上位にランクされる生物も増加する見込み、としている。

 報告書は生物を植物や鳥類、魚介類など6種に分類してまとめた。前回は上位から4番目の「要注目種」だったイトマやオオアブノメなどの植物が減少し、ランクを上げることが検討されているほか、減少傾向のカイツブリのランクも再検討が必要としている。
 更新される同ブックでは掲載種が増える見込みについて、調査委員会会長で県立大名誉教授の小林圭介さんは「調査対象が増えたことや、里地の荒廃、河川の三面張りなどの影響が出てきた結果だ」と分析している。
 県版デッドデータブックは、4年前に初めて作成され、5年ごとに更新される。今後、中間報告書を精査し、来年度内に新しい同ブックを公表することにしている。
 フォーラムでは、県内の野生動植物の現況についての報告などもあった。
(京都新聞)

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Posted by DODGE at 2004年11月01日 09:08 in 自然環境関連

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