2004年10月26日

コイ養殖再開のめど立たず KHV確認から1年、茨城

 茨城県の霞ケ浦と北浦でコイヘルペスウイルス(KHV)に感染した食用養殖コイが大量死してから約1年。同所の養殖コイは全量処分され、全国の生産量の約半数を占めた最大産地は事実上消えた。養殖再開のめどは立たず、経営危機に直面した業者は生活の糧を得る方策を模索している。

 全国養鯉振興協議会によると、コイコク、洗いなど伝統料理を提供する各地のコイ料理店も一層経営が苦しい。従来のコイ需要の減少傾向に加え、KHVの影響で、全国規模でコイ養殖業者の休廃業が相次いだ。霞ケ浦と北浦からの年間約5000トンのコイが市場から消え、コイは品薄状態に陥り、仕入れ値が倍近くに上がった。「食べても本当に大丈夫なのか?」と客足も鈍い。
 霞ケ浦と北浦のコイ養殖の58業者は一気に収入源を失った。業者はアメリカナマズの捕獲販売、フナの養殖、シラウオやエビといった一般漁業、水産加工業、日雇い建築業などで“急場”をしのぐが、やはり生活は厳しい。
(共同通信)

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Posted by DODGE at 2004年10月26日 11:20 in KHV関連

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