2004年09月16日

漁網荒らしの厄介もの ハクレン、県が駆除へ 当初は食用だったが… /茨城

 中国原産の外来魚で、霞ケ浦で繁殖しているハクレンの駆除に、県が着手する。成魚が体長1メートルを超えるハクレンは、漁網を傷つけたり、網に一緒にかかった魚を押しつぶしたりする厄介者。ワカサギやシラウオを捕る漁業者から、駆除を求める声が高まっていた。

 ハクレンは、戦後に食用魚として霞ケ浦に放流された。植物プランクトンをえさにしているため、アオコ対策になるとの期待もあったが、食用としては定着しなかった。産卵期には利根川をさかのぼるが、産んだ卵は川に流されて霞ケ浦と利根川の合流部付近でふ化するため、霞ケ浦では増える一方だ。漁業の対象魚ではないため、生息数は調査されていないが、網にかかったハクレンの量は97年に211トン、02年でも約80トンに達している。
 主な漁業被害は、巨体のため漁獲物を損壊する▽刺し網に誤ってかかると暴れて網を傷つける▽漁船のライトに驚いて水面上に高く飛び上がる習性があるため、船に飛び込むなどの危険もある。
 県の駆除計画では、緊急雇用創出基金を利用し、霞ケ浦漁連に作業を委託する。漁政課では「回収したハクレンは魚粉(ミール)として飼料にする」と話している。【高野聡】

+Yahoo!ニュース-茨城-毎日新聞

Posted by DODGE at 2004年09月16日 11:03 in 魚&水棲生物, 自然環境関連, 内水面行政関連

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