2004年07月22日

7月14〜21日付KHV関連ニュース

 7月14〜21日付のコイヘルペスウイルス(KHV)関連ニュースをまとめた。

コイヘルペス、道内初の感染 死んだ3匹すべて陽性−−標茶町・塘路湖/北海道
 ◇23日に「内水面漁場管理委」開き道対策
 釧路管内標茶町の塘路湖などのコイが死んでコイヘルペスウイルス(KHV)病が疑われていた問題で、道は20日、独立行政法人・水産総合研究センター養殖研究所(三重県)の診断で陽性が確定したと発表した。これまで35都府県で感染が確認されているが、道内での発生は初めて。道は23日、道内水面漁場管理委員会を開き、コイの持ち出しを禁止するなど、まん延防止対策を急ぐ。
 KHVの発生が疑われたのは13日。カヌー業者が塘路湖から流れるアレキナイ川でコイが死んでいるのを見つけた。道の検査で感染の疑いが強まり、道は死んだ3匹の確定診断を同研究所に要請。20日になり、すべて陽性と判明した。塘路漁業協同組合(土佐良範組合長、37人)などが20日までに回収したコイの死がいは361匹に上った。
 同漁協によると、塘路湖では霞ケ浦(茨城県)からコイの2年魚約600キロ(約2000匹)を二十数年前から毎年購入して放流している。霞ケ浦では昨年秋にKHVが確認されており、道は霞ケ浦のコイが感染源になった可能性があるとみて調べている。
 23日の道内水面漁場管理委員会で、塘路湖や同湖に流入・流出する河川からのコイの放流や持ち出し禁止などが決まると、悪質な違反者には1年以下の懲役か50万円以下の罰金が科せられる。
 KHVの致死率は高いが、コイ特有の病気で他の種類の魚に感染せず、人が食べても人体への影響はない。同湖ではコイのほかに、ワカサギ漁が盛んで、年間で30〜45トンが水揚げされている。土佐組合長は「ワカサギなどは安全なので安心してほしい」と話している。【杉山靖雄、田中泰義】(毎日新聞)
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コイヘルペス 雄勝町のコイからKHV、近くの池でも5匹陽性/秋田
 ◇同じ水系水路利用、水を介して感染か
 雄勝町の民家の池で死んだマゴイ1匹からコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出た問題で、県は19日、新たに近くの民家2戸の池で飼育中のマゴイ1匹とニシキゴイ4匹が陽性だったと発表した。県によると、2戸の池から外部に出されたコイはない。これら3戸の池は同じ水系の水路から水を出し入れしており、水を介して感染した可能性が高いという。
 県水産漁港課によると、2戸はそれぞれマゴイとニシキゴイ計40匹、計25匹を主に観賞用として飼育。同課の17日の聞き取り調査で、2戸の池で6月下旬以降、一部のコイが死んでいたことが分かり、18日に計5匹を検査した。また同日、同町内の三つのコイ流通業者の計6匹も検査したが、すべて陰性だった。
 一方、コイヘルペスが発生した岩手県内の民家の購入先である県南の流通業者が本県内で販売した3匹もいずれも陰性だった。【福永方人】(毎日新聞)
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コイヘルペス 観賞用5匹から新たに陽性反応 秋田・雄勝
 秋田県雄勝町で個人所有の観賞用マゴイ1匹から県内で初めてコイヘルペス(KHV)の陽性反応が出た問題で、県は19日、同町内の個人、業者のマゴイを追加検査した結果、5匹が陽性だったと発表した。
 県によると、追加検査はサンプル抜き取りで、同町内の3個人が所有する5匹と3業者が所有する6匹の計11匹を対象に実施。個人の5匹がいずれもが陽性だった。個人所有のコイについては、観賞用のほかに一部食用もあるという。
 県は陽性反応の出た計6匹について、水産総合研究センター養殖研究所(三重県)に確定診断を依頼するとともに、同町と連携して原因を調べる方針。所有者には、死んだコイの焼却などの処分を要請している。(河北新報)
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コイヘルペス 岩手の3匹、県南業者から購入−−原因か、県が可能性調査/秋田
 岩手県大東町の民家で6月下旬に発生したコイヘルペス病で、発生直前に、この民家がニシキゴイ3匹を県南の流通業者から購入していたことが分かった。購入した3匹が死んでから間もなく飼っていたコイ十数匹が死に、うち4匹からコイヘルペスの陽性反応が確認された。本県から購入したニシキゴイが原因になった可能性があるとみて調査している。
 県水産漁港課によると、県南の業者は5〜6月に県外からニシキゴイの成魚約200匹、稚魚約1300匹を仕入れ、一般の愛好者や業者に販売していた。大東町の民家は6月24日、この業者からニシキゴイを購入した。
 これまでのところ、販売先などからコイが大量死しているとの報告はないという。同課が仕入れ先や販売先を調査し、原因を調べている。【野口武則】(毎日新聞)
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コイヘルペス 陽性を確定、県内で初めて−−県水産振興課/岩手
 大東町の民家で飼っていたニシキゴイからコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が確認された問題で県は16日、KHV陽性を確定したと発表した。県内での確定は初めてで、全国では35番目、東北6県では5番目の発生となった。
 県水産振興課によると、民家の池で死んだコイ4匹を独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所(三重県)に送り、2次検査を実施したところ、KHV陽性と確定した。同課は農水省に報告し、飼い主に池の消毒と生存しているコイや金魚の処分を要請した。
 また秋田県は大東町内でKHVの疑いがあるコイを販売した業者を特定したと発表した。しかし業者はコイをすべて売り払っており、KHVの確認はできなかった。
 秋田県の調べでは、この業者は5〜6月に県外からニシキゴイの稚魚1200〜1300匹、成魚を200匹ほど購入、養殖して秋田県内を中心に販売。岩手では大東町でKHVが確定された民家のほか、もう1人に販売したという。
 秋田県には「コイが死んだ」との情報はないが、同県は業者に対し当面の間、売買や流通を休止するように要請した。
 また県水産振興課は、秋田県内での発症事例がないことから、業者から購入したコイ以外に感染ルートがなかったか慎重に調査を進めている。【橋本勝利】(毎日新聞)
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夏休みへ清水山開き 21日からは「鯉まつり」 小城町
 【佐賀】 本格的な夏休みシーズンを前に、「清水の滝」などで知られる小城町清水地区で十六日、「清水山開き」があった。小城観光協会の主催で、同町関係者や来年三月に合併して「小城市」となる小城郡四町の関係者ら約七十人が出席。同協会の七田利秀会長が安全を祈願する祭文を読み上げ、滝に酒や塩をまいた。
 同地区は名物のコイ料理などでも知られ、年間に四十万人以上が訪れる観光地。コイヘルペスウイルスの風評被害で客足が落ち込んでいる清水鯉(こい)料理組合では二十一日から五日間、コイの洗いなどを割引料金で楽しめる「小城清水の鯉まつり」を開催してコイ料理のおいしさや安全性をアピールする。江里口秀次町長も「地域を挙げて盛り上げていきたい」と力を込めていた。(西日本新聞)
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マゴイがコイヘルペス確定 京北町・個人所有の池で
 京都府は16日、京北町の個人所有の池で12日に死んでいたマゴイ1匹が確定診断の結果、コイヘルペスウイルス病と確定したと発表した。
 府は週明けにもコイの所有者に処分を命じる方針。府内で感染が確認されたのは計34カ所となった。(京都新聞)
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水難事故防止を願ってシジミを放流 守山「なぎさ公園水泳場」
 滋賀県守山市今浜町の琵琶湖岸にある「なぎさ公園水泳場」で16日、市観光協会主催の水泳場開きが行われ、近くのひなぎく保育園児58人が水難事故防止を願ってシジミを放流した。
 同水泳場は1972年に開設され、毎年約4万人が利用している。
 水泳場開きでは、同観光協会の杉江銀之介会長(77)が「台風やコイヘルペスなどなどが心配されたが、無事に水泳場の開設ができた。絶好の水泳スポットとしてにぎわってほしい」とあいさつ。続いて、保育園児や関係者らがシジミ4キロを琵琶湖に放流した。
 園児らは、岸辺で水につかりながらシジミを投げ込み、真夏の涼を楽しんでいた。
 同水泳場の開設期間は、17日から8月29日まで。(京都新聞)
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コイヘルペス 汚染された尾島小前の池、再生 一部をハナショウブ園に/群馬
 コイヘルペスウイルス(KHV)に今年5月に汚染された尾島町の尾島小学校前の池が、全体を塩素で消毒したうえ水を抜き、約1000匹のコイやフナなどを処分した改造計画が進んでいる。池は東側が広い楕円形で約2500平方メートル。深さは平均約1・5メートルで、東側に堆積したヘドロを約40センチ前後掘り出し、西側の約500平方メートルに集めて浅瀬を造り、ハナショウブ園にする予定だ。
 この池は約50年前ごろ防火用水の貯水池を兼ねて建造された人工池で、水源は雨水とポンプアップした井戸水。数十年前から町民がコイやフナを放流し、釣り堀池として親しんできた。KHV汚染は他から釣ってきたコイの放流が原因とみられる。町は5月下旬、池全体を塩素消毒して水を抜き、池の底をからからにして汚染菌を絶ってきた。
 町は池の水が防火用水も兼ねていることから、再度水を入れるが、「再び汚染コイを放流される可能性もある」として、釣りを禁止し、池の一部をハナショウブ園にして町民に親しんでもらう計画だ。【佐藤貢】(毎日新聞)
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猿沢池でコイが大量死 原因はヘルペス?暑さ?
 奈良市の観光名所「猿沢池」で16日までの3日間に、コイ計約260匹が死んでいるのが見つかり、奈良県が同日発表した。コイヘルペスウイルスの疑いもあり、検体を採取し三重大に1次検査を依頼する。
 猿沢池のコイは自然に生息し総数は不明。連日の暑さで水温は30度を超え、酸欠が原因の可能性もあるという。
 県農業水産振興課によると、14日午前に市民から通報があり、死んだコイ5匹を回収。その後16日までの3日間で約260匹を回収した。大半がマゴイでウナギ、ナマズ、フナ、カメも計10匹死んでいた。
 猿沢池は奈良公園内にあり、興福寺などの近くで観光客も多い。付近にはコイの大量死で一時異臭が漂い、近くの旅館従業員は「夏休みやお盆を前に観光への影響が心配」と話していた。
 同じ奈良公園内の観光名所「鷺池」などでは6月、コイヘルペスウイルス感染を確認。県は池の水をすべて抜く処置をしている。(共同通信)
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コイヘルペス 新たに2カ所で死がい−−県が回収し調査/岩手
 大東町の民家で飼っていたニシキゴイからコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が確認された問題で、県は新たに同町内と滝沢村の計2カ所で、コイの死がいを発見したと通報を受けていたことが15日分かった。県は死がいを回収し、感染した可能性があるとみて詳しく調べている。
 県水産振興課によると、1件は大東町内の民家の池で、観賞用で飼っているニシキゴイが数匹死んでいるのを飼い主が発見し、14日に通報した。
 もう1件は、滝沢村役場近くにある総合公園内の池で、コイが1匹死んでいるのを15日に確認した。同じ池では6月24日にもコイが6匹死んでいるのが見つかっている。
 大東町では秋田県から来た行商人が、複数の民家を回り、KHVの感染の疑いがあるニシキゴイを販売していたとみられ、関連を調べている。
 また県は、最初の通報者である大東町内の飼い主に事情を聞いたところ、行商人からコイを購入した時期が、当初確認した今月上旬から約10日ほどさかのぼる6月24日だったことが判明した。【橋本勝利】(毎日新聞)
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コイヘルペス 民家のニシキゴイ、県内初の陽性反応−−大東町/岩手
 ◇感染ルートの確認急ぐ
 県は14日、大東町の民家にある池で死んでいたニシキゴイを検査した結果、コイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が確認されたと発表した。独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所(三重県)に送り、2次検査をする。KHVの陽性反応が出たのは県内では初めて。
 県水産振興課によると、民家の住民が今月上旬、秋田県から来た行商人からニシキゴイ3匹を購入し、池に放したところ、数日して3匹が死んでいるのを発見。その後も、以前から飼っていたニシキゴイ15匹のうち12匹ほどが相次いで死んだため、13日に町役場に届け出た。
 行商人は秋田県からトラックでコイの販売に来ており、住民はビニール袋詰めにされたコイを購入したという。
 同課は、この行商人から別の住民もコイを購入した可能性が高いとみて、注意を呼びかけて再発防止にあたっている。さらに、秋田県に対し事実関係を通報し、行商人の特定と感染ルートの確認を急いでいる。これまでに秋田県内ではKHVが確認されていない。【橋本勝利】(毎日新聞)
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コイヘルペス問題 宿泊客、料理拒否も 加工品売り上げ、2〜3割減/山形
 置賜地方の3市5町や県などによるコイヘルペスウイルス(KHV)の対策会議が13日開かれ、養殖・加工業者の売り上げの減少や、旅館で宿泊客がコイ料理に手をつけないなどの被害状況が報告された。中元商戦を前に風評被害を懸念する業者も多く、県などは消費拡大に向けたPR活動や、別の魚の甘露煮など新商品の開発に力を入れる。
 米沢市や南陽市では、昨年から加工品の売り上げが2〜3割減少していたが、先月の南陽市での発症が拍車をかけた。旅館のメニューからコイ料理が消えたり、宿泊客の半数以上がコイ料理に手をつけなかったケースもあったという。事前にコイ料理を提供するか確認している旅館もあるが、白鷹町では約半数が断る状況。川西町でも贈答用の売り上げが相当数減少した。
 県などは今後、スーパーや旅館へのチラシ配布などの消費拡大策や、庄内浜で取れたタイやイナダの甘露煮などの新商品の開発に取り組む考えだ。【山根真紀】(毎日新聞)
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Posted by jun at 2004年07月22日 10:44 in

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