2004年06月14日

外来炭水魚で脱臭剤 滋賀県など技術を共同開発

 滋賀県東北部工業技術センター(長浜市)と彦根市内の炭製造会社などは、琵琶湖の外来魚ブラックバスとブルーギルを炭化して脱臭剤にする技術を共同開発、11日までに試作品をつくった。県が昨年4月、条例で再放流(リリース)を禁止した外来魚を利用したアイデア品で、「リリース禁止のPRに最適」としている。

 開発したのは同センターと彦根市金沢町の「紙炭」(鈴木基一社長)、親会社にあたる京都市中京区の紙製品製造会社「鈴木松風堂」(同)。
 同技術センターが「リリース禁止条例施行の流れを商売に生かせないか」と、紙炭に持ちかけ、昨年9月から共同実験を開始。計6回の試作で最適な温度や加熱時間を突き止めた、という。
 試作品は、炭になった外来魚を細かくくだいて袋詰めした。魚100グラムが約14グラムの炭になるという。脱臭剤としての吸着力について、同センターや紙炭は「市販の活性炭の2倍以上。炭の粒子が活性炭より細かく、物質を吸着できる面積が広いためではないか」としている。
 県が駆除している外来魚は年間400トン以上あり、ほぼすべてを肥料にしている。紙炭は「外来魚のリサイクルと、琵琶湖やリリース禁止のPRを兼ねた環境こだわり商品」として商品化に意欲を見せている。(京都新聞)
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Posted by jun at 2004年06月14日 00:06 in ブラックバス問題

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