2004年06月09日

BASSでまたも発砲事件発生

 BASS Elite 50第3戦アラバマリバー大会の開催中(大会3日め)、ステイシー・キングがシャローを攻略していると、ちょうどそのバンクに家を所有する者がキングとカメラクルーに向かって発砲した事件で、その真相が徐々に深まりつつあり、キングは正式に訴えを起こす構えがあると述べた。

 昨年のバスマスター・クラシック開催中にも同様な事件がゲーリー・クラインの身に降りかかったが、今度はミズーリ州在住の重鎮、ステイシー・キングに起こった。報道によれば、キングはその日、トップ12名が競技する6ホールコースで釣りをしていた。彼のねらったスポットは湖岸(川岸)で、バンクのすぐ近くに家を持つ住人が「不法侵入」を盾にキングと彼を撮影していたBASSのカメラマン(ジェラルド・クリフォード)のボートに向かって発砲したのだという。そのときクリフォードはシャロー撃ちをしているキングを彼のボートからやや離れた後方から撮影していた。

 キングがシャローを撃っていると、バンクに建てられた家から住人らしき人物が2匹の犬を連れて出てきた。1度キングたちの方向を確認すると、家の中に戻りライフルを持って再登場し10発ほどを発砲。発砲された弾はキングが撃っていたシャローの水面とカメラマンのボートの周りに鋭く突き刺さった。
 キングが発砲者に向かって叫ぶと、今度はキング自身に向かって発砲したという。

 クリフォードはトーナメント・ディレクターに連絡をつけると、ディレクターは地元の保安官に連絡を入れた。保安官が発砲者を確認して事情をうかがうと、「ヘビを撃っていた」と語ったらしい。
 
 キングが自宅に戻りボートを掃除していると、なんとボートの側面に弾痕を発見。キングはこの発砲者に相手取って訴訟を起こすようだが、ここに問題がある。
 まず第一に、キングはクラインのケースと同様にプロアングラーであり全米を転戦する身である。そのため、事情聴衆のために裁判所から呼ばれたとき、彼は試合のまっ最中かもしれない。この場合、判決をキング側が意図する方向に持っていきたいのであれば、事情聴衆をはじめとしたその他の呼び出しに全面的に協力しなければならない。ただしトーナメントに参戦するキングにそれができるかが問題なのだ。裁判所に訴えを起こしてから判決が出されるまでに、およそ1年がかかるのもネックである。
 そしてアラバマ州の州法によれば、 “発砲したくらい”ではフェロニー(重犯罪)を成立させることは難しく、通常であればミスデミーナー(軽犯罪)程度で片づく事例が多い。
 果たして、キングのケースはクラインの二の舞となるのだろうか。

BASS
クラインに発砲した男性逮捕される
ゲーリー・クラインへの発砲事件訴訟にもならず

Posted by DODGE at 2004年06月09日 12:21 in 海外トーナメント:BASS

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