2004年06月05日

4日付KHV関連ニュース

 連日報道されているコイヘルペスウイルス(KHV)関連ニュース。4日付けのニュースをまとめた。

コイヘルペスまた2匹 まん延防止で連絡会議−−県/和歌山
 高野口町の紀の川・小田井堰(せき)周辺で死んだマゴイ3匹からコイヘルペスウイルスの陽性反応が確認されたことを受け、県は3日、まん延防止対策などを話し合う連絡会議(座長、阪口裕之・農林水産部長)を開いた。また同日、さらに2匹から陽性反応が確認された。
 会議では、コイの持ち出し禁止を徹底し、まん延を防ぐことを確認。ウイルスは人やコイ以外の魚には感染しないことを県のホームページで知らせ、風評被害防止に努めることなどを決めた。
 県は今後、死んだコイの情報を速やかに通報するよう各市町村、保健所、河川組合などに求めるほか、有田川などでもコイを採取し、感染の有無を調査する。資源管理課は「死んだコイを見つけたらすぐに通報してほしい」としている。同課は073・441・3010。【久保聡】(毎日新聞)
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コイヘルペス感染拡大で死がい回収4万匹超 国に財政支援求める−−知事/滋賀
 ◇風評被害防止に努力
 コイヘルペスウイルス(KHV)の感染拡大を受け、県が放流禁止区域を内湖を含む琵琶湖全体に拡大した3日、国松善次知事は会見で、死んだコイの早期回収しか対処法がないとの認識を示し、風評被害の防止に努めるとともに、回収・処分費用の助成などを国に対し引き続き求めていくと表明した。県水産課のまとめでは、県内の天然水域で回収されたコイの死がいは、5月末までに4万匹を超えた。【森田真潮】
 昨年11月〜今年5月に県内の天然水域で回収されたコイの死がいは、瀬田川8698匹▽南湖2万5374匹▽北湖776匹▽西の湖3969匹▽その他1861匹。5月に入り、北湖で増加傾向にある。県は職員が死がいの回収にあたるほか、県漁連にも回収を依頼。今後、一般のボランティアを募ることも検討していく。
 一方、感染拡大に歯止めがかからないことから、風評被害の懸念も出ている。先月27日、県の招きを受け大津市で講演した福田穎穂(ひでお)・東京海洋大教授(魚類ウイルス学)によると、KHVのコイ以外への感染・発症例は世界的にもないうえ、KHVによる人間の健康被害はまったくない。しかし、県南部で水産店を営む男性は「養殖の元気なコイも、まったく売れなくなった。他の魚にも多少の影響が出ている」と話す。
 県は継続的に啓発キャンペーンを行うほか、「災害のようなものなので、特定地域だけで負担するのは不適当」(国松知事)として、近畿ブロック知事会名で週明けにも国に対し「緊急提言」を提出し、感染経路の解明▽KHVがコイ以外に感染しないことの確認▽死がい回収や処分など感染拡大を防ぐ措置への財政支援――などを求める。(毎日新聞)
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コイヘルペス問題 「全養鯉業者、廃業で一本化」−−知事方針/茨城
 ◇業者落胆「再開希望、多いのに…」
 霞ケ浦周辺で発生したコイヘルペスウイルス(KHV)病問題で、橋本昌知事は3日の定例会見で、全養鯉(ようり)業者が廃業するよう一本化させる意向を示した。
 橋本知事は、業者の意向について「継続を希望する業者がいることは認識している」としながらも、「すぐ再開するのは難しく、(新たに)稚魚を養殖して成魚になるまでには2年半くらいかかるので、数年間収入がないことになる。そういう状況で本当に再開できるのか」と述べ、将来的にも養殖再開が困難との見方を示した。そのうえで、全業者が廃業した場合の霞ケ浦の水質浄化事業名目による業者への補償について、国が前向きな姿勢を示していることを明らかにした。
 発言に対し、養殖再開を希望している霞ケ浦町の業者は「1〜2年待っても養殖をやりたいという業者が増え、県にも(廃業)一本化はできないと伝えたばかりなんだが」と落胆した様子で話していた。【須田桃子、三木幸治】(毎日新聞)
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コイヘルペス問題 南陽の業者入荷のマゴイ、県内初の陽性/山形
 県は3日、南陽市内のコイ加工業者が入荷したマゴイから、県内で初めてコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出たと発表した。県は独立行政法人「水産総合研究センター養殖研究所」(三重県)で2次検査を行い、早ければ4日に、確定診断の結果が出る予定。コイヘルペス感染魚を食べても、人体に影響はないという。一方、陽性反応があった南陽市と周辺市町では、養殖・加工業者に不安が広がった。
 県農林水産部などによると、加工業者は5月20日に福島県のコイ養殖業者から約500キロを入荷した。ところが、同月24日ごろから毎日のように数匹ずつ死に始め、県がコイの大量死を認知した2日までに、約200キロが死に、100キロはすでに切り身にされ、このうちの2〜3切れが販売されたという。
 加工業者はマゴイの大量死を県に報告しておらず、県が福島県で1日に、マゴイからコイヘルペスの陽性反応(1次検査)が出たことを受け、2日に加工業者などから聞き取り調査をしたところ、大量死が判明した。また、大量死が見つかったいけすの排水は、最上川水系の川に流されていたため、県で同市内周辺の最上川水系の川にコイヘルペスが拡散している可能性があるとして、同水系の水を養魚水として使わないように呼びかけている。
 南陽市の養殖・加工業者は「昨年、茨城県で感染が判明した段階で、既に成魚を仕入れていた業者もいた。最上川にウイルスが入り込み、水温が上がって感染例が出るかもしれないという不安はあった」と話した。昨年の贈答用コイの売り上げは、風評被害で例年の半分以下だった。
 一方、贈答品として名高い「米沢鯉」の産地、米沢市の米沢鯉商組合によると、同市は年間約550トン(約2億2000万円)の成魚を加工する。同組合の宮坂宏事務局長は「中元シーズンを前に風評被害に頭が痛い」と困惑していた。【永井大介、山根真紀】(毎日新聞)
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Posted by jun at 2004年06月05日 09:26 in KHV関連

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