2004年05月21日

20日付けのKHV関連ニュース

 昨秋、茨城県霞ヶ浦で発生したコイヘルペスウィルス(KHV)問題。霞ヶ浦の養鯉が全頭処分されるなど大きな問題に発展したが、県内水面水産試験場はウィルスの越冬に関して調査するため試験的に養殖していたが、それらも全滅していることがわかった。その他、栃木県の2つの公園の池で死亡していたコイからもKHVの陽性反応が出たと報じられている。

コイヘルペス問題 実験コイが全滅−−県内水面水産試験場 /茨城

◇養鯉業界、ショック−−越冬でKHV耐性観察
 霞ケ浦周辺で発生したコイヘルペスウイルス(KHV)病問題で、県内水面水産試験場(玉造町)が試験飼育していた養殖コイの成魚が全滅していたことが19日、分かった。昨年からKHVに感染しているとみられるコイで、一冬越すことでKHVの耐性がつくかどうかを観察していた。しかし、水温上昇とともに発病することがほぼ裏づけられたかたちで、養鯉(ようり)業再開に期待をつないでいた一部の業者は、厳しい結果にショックを受けている。
 同試験場では、県が全量処分命令を出した際、観察用としてKHVに感染しているとみられる養殖コイの成魚(体重2キロ)42匹と幼魚(同45グラム)500匹を試験場内の池に移し、水温変化による影響を観察していた。
 今月5日から成魚のコイが死に始め、17日までに全滅した。また幼魚は17日現在で死んだものは80匹に過ぎないが、今月15、17の両日で48匹が死んだという。17日の屋内池の水温は19.5度に達した。KHVは水温18〜26度で活発化するとされている。
 同試験場では今後、死んだコイのPCR検査を行い、KHVに感染しているかどうかを調べるが、川前政幸場長は「死んだコイは目がくぼみ、やせているなど、KHV病らしき症状が出ていた」と話している。
 結果を聞いた霞ケ浦町の養鯉業者は「こんな早い時期に死ぬなんて信じられない」とショックを隠しきれない様子だった。一方、別の業者は「一冬越してKHVが(コイの体内から)なくなる可能性はほとんどないと思っていた。予想していた事実が確認されただけだ」とあきらめた表情で話した。【須田桃子、三木幸治】

+Yahoo!ニュース-茨城-毎日新聞


コイヘルペス問題 コイ6匹、陽性反応−−真岡と栃木の公園の池 /栃木

 県は19日、真岡市下籠谷の井頭公園と栃木市今泉町の長沼長瀞公園の池のコイ計6匹からコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出たと発表した。県は水産総合研究センター養殖研究所(三重県)に確定診断を依頼するとともに、釣りやボートの営業中止を要請した。20日以降、両地域で現地対策協議会を開き具体的対応を検討する。
 県によると、井頭公園の釣り池で14日、約100匹のコイが死んで浮いており、公園管理者が県にコイを持ち込んだ。16日までの3日間で計約300匹のコイが死んだという。この池は国内で初めてKHVが確認された茨城県の霞ケ浦から昨年11月1日までコイを購入していたという。一方、長沼長瀞公園の池では16日に5匹のコイが死に、18日にさらに1匹が死んだことで検査をした。この池ではコイの放流作業はしていなかったが、誰かがコイが放流したという。【宇田川恵】(毎日新聞)

+Yahoo!ニュース-栃木-毎日新聞

Posted by DODGE at 2004年05月21日 10:28 in KHV関連

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