2004年05月14日

<コイヘルペス>群馬の養魚ゴイ感染 東京と埼玉でも拡大

 群馬県は13日、県内のコイ養殖業者が三つの池で飼育するコイ計14匹からコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応を確認したと発表した。いずれの池も近くの川から水を入れており、これまでに計100匹を超すコイが死亡しているが、まだ小さいため出荷はしていなかった。県内の養殖ゴイから陽性反応が出たのは初めて。

 3池では計2万5000匹を養殖しており、今月6日ごろから徐々にコイが死亡したため、業者が11日に県に検査を依頼した。独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所(三重県)に確定診断を依頼しており、結果が出るのは17日ごろ。感染が確定すれば、池の排水を止めて、すべてのコイを焼却・埋却処分し、国が消毒費や損失などの一部を補償することになる。

 また、県は13日、太田市米沢町のため池のコイ2匹からもKHVの陽性反応を確認したと発表した。池の排水は付近の川に流れ込んでいる。【杉本修作】

 ◇江戸川流域と多摩川で確認

 東京都は13日、江戸川区を流れる江戸川流域の本郷用水と一之江境川、狛江市の多摩川で死んだコイ計8匹からコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出たと発表した。
 7日に都の検査で陽性反応が出たと発表された多摩川や目黒区の碑文谷公園の池、東村山市の野火止用水の計9匹については、国の最終診断でも陽性だったことが判明した。都内の河川で陽性が確定したのは初めて。【合田月美】

 ◇ニシキゴイは感染確定

 埼玉県は13日、行田市の会社敷地内の池で飼育されていたニシキゴイ3匹のコイヘルペスウイルス(KHV)感染が確定したと発表した。会社は池のコイ数十匹を塩素消毒して処分することにしている。感染経路は特定できなかった。

 また、4月29日から今月10日までに同県新座市内を流れる黒目川で、死んで見つかったコイ計18匹についても、県は13日の検査でKHVの陽性反応を確認した。【堀文彦】(毎日新聞)

+(Yahoo!ニュース-社会-毎日新聞)

Posted by jun at 2004年05月14日 18:06 in KHV関連

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