2004年05月14日

逆水門に魚道設置を 釣り団体が知事に要望書

 財団法人日本釣振興会県支部(支部長・石川多聞県議)は十二日、霞ケ浦の常陸川水門(逆水門)への魚道設置の要望書を橋本昌知事あてに提出した。逆水門への魚道設置は霞ケ浦漁連ときたうら漁協が昨年九月に国と県に要望したほか、昨年十二月には市民団体の霞ケ浦市民協会も行っている。

 バス釣り競技団体のWBS(ワールド・バス・ソサイエティ)の吉田幸二代表らが水戸市笠原町の県庁を訪れ、麦島健志企画部長に二万四千六百九十六人の署名簿を添えて手渡した。署名は昨年十月末から取り組み始め、土浦駅頭などでの街頭署名も含めて行い、三月末に集約した。

 要望書では、霞ケ浦に魚種の多様性と生息数を増加させることは、霞ケ浦水系の漁業資源確保と水質浄化に大きく貢献すると指摘し、漁業者の提案に賛同。水域を訪れる人が百万人を超え、大半が釣りを主体としたレクリエーション活動であることからも魚を増やすことは重要だと強調している。

 日本初のバスプロとして全国的にも有名な吉田代表は「霞ケ浦の湖岸延長は琵琶湖を抜いて日本一。魚がたくさん釣れると(食物連鎖の活性化により)水もきれいになる。いろんな人が集まり、新しいスタイルの湖をつくりたい」と訴えた。

 同席した海野富夫水・土地計画課長は「魚道設置は国の方も前向きなので、ぜひ実現したい」と述べた。麦島企画部長は「さまざまな立場の人がうまく調整され、霞ケ浦が愛されるのが理想」と理解を示した。

 同様の要望書は国土交通省にも提出している。

+常陽新聞-HEADLINE NEWS (2004年5月13日)

Posted by DODGE at 2004年05月14日 10:28 in ホット・ニュース, 自然環境関連

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