2004年05月13日

間伐材の活用進む 語らいの縁台作り/沼の小魚避難場に/宮城

 輸入材に押され林業が低迷する宮城県で、スギやヤナギの間伐材を利用した縁台作りやシェルター魚礁作りが進められている。

 ◇鳴子
 鳴子町の町おこし集団「東鳴子ゆめ会議」は地域との縁を深めようと15日、地元産のスギ間伐材を利用した縁台作りに挑戦する。夏場、あちこちに縁台を出し地元の人と湯治客との語らいの場を演出する。題して「縁台なる計画」。
 大沼伸治同会議事務局長によると、スギを主とする鳴子の林業は輸入材に押され低迷。間伐の手が入らず山は荒れ気味だ。縁台作りはそういう現状を知るとともに、東鳴子温泉街の湯治場的なたたずまいを深める機会になるとしている。
 間伐材は同町森林組合などの協力ですでにきり出し済み。製作インストラクターは東京・深川で縁台文化を発信している荒野真司さん。町外の人の参加を待っている。連絡は同会議(電話0229・83・3052)。
 ◇伊豆沼・内沼
 一方、伊豆沼・内沼環境保全財団は13日、ヤナギの間伐材を束ねたシェルター漁礁(直径40センチ、長さ1メートル)に在来魚がどれぐらい産卵したか初の確認調査を行う。
 同財団は在来魚をブラックバスの食害から守る一法として1年前、この魚礁を50個沈めた。2月、その半分を調べたところ、約1500尾のモツゴ、タモロコ、ヌマチチブなどが隠れていた。バスは見当たらなかった。今回はそれらの魚がどのぐらい産卵したかを調べ、産卵場としての効果を突き止める。ヤナギは沼周囲に生い茂り、定期的な間伐が必要。【小原博人】(毎日新聞)

+Yahoo!ニュース-宮城-毎日新聞

Posted by jun at 2004年05月13日 12:44 in 自然環境関連

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