2004年05月12日

KHVの被害、全国に広がる

 コイヘルペスウィルス(KHV)の感染によって死亡したコイが、全国の都道府県で発見され問題となっている。5月11日付けのニュースでは、岐阜県、滋賀県、鳥取県、高知県、宮崎県、千葉県、茨城県の7県で死亡したコイからKHVの陽性反応を確認したと報じている。

茨城の人工池でコイ大量死 5匹からウイルス検出
 茨城県は11日、同県玉造町の人工池で養殖していたコイの稚魚約500-1000匹が大量死し、うち5匹からコイヘルペスウイルスを検出したと発表した。
 人工池は、コイヘルペスのまん延で養殖池のコイを全量処分した霞ケ浦から数百メートル。茨城県は12日にも、人工池のコイの移動禁止と焼却・埋却処分などを命令する。
 周辺には約200の人工池があり、同県はほかに感染したコイがいるかどうか調べている。
 同県によると、コイ業者が7日、人工池で10センチ前後に育ったコイが大量に死んでいるのを見つけた。県の検査で陽性だったため、独立行政法人水産総合研究センター(三重県)で確定診断した。
 人工池は地下水を利用しており、水温が18度を超えてウイルスが活性化したため、発症した可能性が高いという。
 同県漁政課では「感染経路や感染時期を詳しく調べる」としている。
+(Yahoo!ニュース-社会-共同通信)


<コイヘルペス>釣り堀でウイルス確認 千葉・船橋
 千葉県船橋市は11日、同市潮見町の「ふなばし三番瀬海浜公園」内の釣り堀で死んだマゴイから、コイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応を確認したと発表した。釣り堀にはマゴイ約3000匹が放流されているが、先月30日ごろから7日までに計約100匹が死んでおり、釣り堀は営業を停止した。
+(Yahoo!ニュース-社会-毎日新聞)


コイヘルペス マゴイ1匹が陽性−−県が公表「他所で死亡、広がらない」/岐阜
 県は10日、2〜4月に県内5カ所で行ってきたコイヘルペスウイルス病検査結果を発表した。4カ所は陰性で、4月下旬に養老町の水路で見つかったマゴイ1匹が陽性と判明したが、状況から他の場所で死んだものが捨てられたとみられ、この場所から感染が広がる心配はないという。
 養老町では4月26日、杭瀬川支流の小畑川に通じる用排水路(幅2メートル、水深50センチ)で、長さ100メートルの間に、体長50〜90センチのマゴイばかり7匹が死んでいた。腐敗がひどく、2匹を検査、うち擬陽性の1尾を水産総合研究センターに送り確認したところ、陽性と出た。
 現場は、大きな魚が水路に入ることは不可能で、前日に草刈り作業が行われたが、当時コイはいなかったという。死んでいたのは養殖とみられるマゴイ。県は、養殖されて死んだものが捨てられたとみている。【西口宏】
+(Yahoo!ニュース-岐阜-毎日新聞)


コイヘルペス 回覧で住民に注意喚起−−都城市/宮崎
 都城市と高城町の境にある大淀川の王子橋付近で、コイヘルペス(KHV)に感染の疑いが高いマゴイ2匹が見つかり、都城市は10日、近隣の住民に注意を喚起する回覧を始めた。回覧では、河川や池で捕まえたコイは他へ移動させないことなどを呼びかけている。
 県水産振興課などによると、今月6日に付近の住民から通報があり、県水産試験場の検査で2匹からKHVの陽性反応が出た。都城圏域の1市5町からKHV陽性が出たのは初めて。また、小林市細野地区では個人の池で飼育されていたマゴイ2匹からKHV陽性が確認されている。
 回覧は、都城市の沖水地区と志和池地区の計31の自治公民館を通じて各戸へ行う。回覧では▽河川や池で死んでいるコイの通報▽自宅でコイが死んだ場合、河川へ捨てないこと▽KHVは人へ感染しないこと??なども伝える。
 また、県は12日に都城市の北諸県農林振興局で地元内水面漁協や行政担当者らを対象にKHVの説明会を開く。【桐山友一】
+(Yahoo!ニュース-宮崎-毎日新聞)


コイヘルペスウイルス陽性反応 移動、持ち出し自粛を−−県が対応を協議/高知
◇県が今後の対応を協議
 中村市の四万十川と、高知市内の個人の池で死んでいたマゴイとニシキゴイ計4匹から、コイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出た。県水産振興課は「コイ以外の魚や人には感染しない」としており、県内水面漁業センター(土佐山田町、0887-52-4231)は「死んだコイを見つけた場合は連絡を」と呼びかけている。
 県によると、今月5日、「四万十川でコイが死んでいる」と連絡があった。県内水面漁業センターの職員が佐田沈下橋上流約2キロ(中村市三里)で1匹の死がいを採取し、検査した結果、8日に陽性反応が出た。四万十川では、9日にも死亡したコイ1匹が確認されている。
 四万十川では、以前からコイの放流が行われているが、市場へは流通していないという。
 KHVの陽性反応が出た残り3匹は高知市で個人が飼育していたコイで、6日に内水面漁業センターに持ち込まれた。
 農水省によると、KHVは24都府県で感染が確認されており、確定すれば、四国初となる。
 県は、県内の市町村や内水面漁協などにコイの移動や持ち出しの自粛を求めるほか、関係部局で「県コイヘルペスウイルス病対策連絡会議(仮称)」を設置し、今後の対応を協議する。【小川信】
+(Yahoo!ニュース-高知-毎日新聞)


コイヘルペス陽性確認 県が対策本部会議−−溝口町/鳥取
 溝口町民が自宅の池で飼っていた観賞用ニシキゴイ2匹から、コイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が確認され、県は10日、飼い主にコイの処分を含む措置命令を言い渡すことを決めた。先月末に策定された対応マニュアルに基づく処分。農林水産省によると、9日現在でKHV発生が確認されたのは全国で24都府県。県では船岡町の4件に続き、5例目。
 県によると、6日に通報があり、9日までに24匹のうち11匹が死んだ。いずれも県外業者から購入したコイで、池の水として循環利用している地下水の一部を近くの小川を通じて佐陀川に流していた。独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所(三重県)が10日、2匹のコイで陽性反応を確認した。
 対応マニュアルは、昨年11月に船岡町でKHVが発症したことを受け、県が独自に策定。7日付で養殖業者や市町村に配布した。河川▽養殖場▽その他??に分け、関係機関との綿密な連携を基に通報態勢や現地確認、まん延防止策の発動などを明記。片山善博知事を本部長とした対策本部を設置するほか、処分後の補償策も盛り込んだ。
 この日開いた対策本部会議は、不在の片山知事に代わって平井伸治副知事が主宰。KHVは人体に影響はないが、知事命令による処分言い渡しを決めた。【平川哲也】
+(Yahoo!ニュース-鳥取-毎日新聞)


彦根城の堀でもコイの死がい−−検査でKHV検出/滋賀
 彦根市の彦根城内堀や中堀で6日ごろから連日、コイの死がいが見つかっていることが、同市城山公園事務所の調べで分かった。10日には体長70〜80センチのコイ十数匹の死がいが浮いた。同事務所は「検査でコイヘルペスウイルス(KHV)を検出した」としている。
 同事務所によると、6日ごろに数匹の死がいが浮き出した後、数が増えており、多い日は十数匹、これまでに大小合わせて50匹以上の死がいを確認した。堀にはソウギョも放流しているが、死がいは見つかっていない。
 同市は、閉鎖水域の堀の水の浄化のため、隣接する彦根旧港湾から堀に水を引き込んでいる。旧港湾ではコイのKHV感染が確認されているが、堀に水を引く際に、旧港湾のコイが混入することはないという。同事務所は「旧港湾の水を循環させないと夏場にかけて堀の水質が悪化するし困ったことになった」と対応に苦慮している。【松井圀夫】
+(Yahoo!ニュース-滋賀-毎日新聞)

Posted by DODGE at 2004年05月12日 10:31 in KHV関連

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