2004年05月11日

アユ大量死と工事の関連を否定 大津地裁が業者の訴え棄却

 琵琶湖のしゅんせつ工事の影響で養殖アユ約36万匹が死んだとして、滋賀県安曇川町のアユ養殖業者(53)が工事を行ったさいたま市の独立行政法人水資源機構(当時・水資源開発公団)に約6700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、大津地裁であった。神吉正則裁判長(稻葉重子裁判長代読)は「工事による養殖地への濁水流入とアユの死に因果関係は認められない」として訴えを棄却した。

 判決によると、同機構は2000年10月3日から同20日まで、同町北船木元口の北舟木漁港一帯で、同港航路内の湖底のしゅんせつ工事を実施した。
 原告側は、工事による濁水が養殖池の取水口から流入しアユが死んだと主張したが、神吉裁判長は「工事現場には二重の濁水防止膜が設置されており、濁水の大部分が膜の外側に漏出したとは認め難い。取水口付近の水質は通常と比べわずかな変化に過ぎない」として、濁水とアユの死との関連を否定した。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by DODGE at 2004年05月11日 11:33 in 自然環境関連

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