2004年05月08日

スウェーデン版絶滅危惧種リストの不思議

 日本ではブラックバスと在来種の絶滅危惧種問題は切ってもきれないトピックスのようだが、スウェーデンではネッシー系巨大モンスター「ストーウェオーユーエ」が絶滅危惧種リストに掲載されて話題となっている。

 ことの発端は、とあるビジネスマンが「地元やストゥーシェン湖の観光目的のためにこの“未確認生物”の卵を見つけて孵化させて、客を呼びたい」と環境当局に申請したところ、管轄のイェムトランド(町)は「自然保護規制により、モンスターを捕まえたり、傷つけたり、殺したりすることを禁止している」と説明し、怪獣の卵も同様に扱わなければならないとした。つまり、絶滅危惧種に認定されているため、その男性には許可がおりなかったワケだ。

 これを聞きつけたオンブズマン(苦情処理係)が当局に「なぜストーウェオーユーエがそんなリストに掲載されているのか」と問いただしたところ、なんと怪獣はすでに1986年からずっと掲載済みであったというのだ。
 オンブズマンは「その禁止事項が正統なものなのか、再検討が必要」と発表し、「そもそもなぜがリストに掲載されているのか。本当に保護が必要なのか。裁定は正しかったのかもう一度審議すべきだ」と伝えている。
 
 ストゥーシェン湖はスウェーデン中部にある国内5番めのビッグレイクで、トーウェオーユーエは身体が巨大なヘビで頭は犬のようだとか。スコットランドのネッシーとよく比較され、最初の目撃例が記載されている文献は1635年にまで遡る。現在までに500を越える目撃例があるが、映像や写真に撮られて残こるハードエビデンス(物的証拠)はない。


+ABC7 NEWS

Posted by DODGE at 2004年05月08日 16:41 in 魚&水棲生物

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