2004年05月08日

伊豆沼・内沼バス退治 人工床に産卵、初確認/宮城

 県伊豆沼・内沼環境保全財団と県内水面水産試験場は5日、両沼に沈設した人工産卵床にブラックバスが卵を産み付けているかどうか3回目の観察を行い、2基で産卵を確認した。うち1基では産卵床に刺し網を仕掛け、大型の雄バスを捕まえた。産卵床がバス退治に効果があることが実証された。この日の参加者は市民ボランティアを交じえ20人余だった。

 卵が産み付けられていたのは、伊豆沼、内沼のそれぞれ1基ずつ。伊豆沼では、観察筒で卵を確認後すぐ、縦横1メートルほどの刺し網を産卵床の前面に張った。雄バスが産卵床から離れず卵を守る習性を利用する捕獲法で、1時間後、体長約40センチの雄の4〜5歳魚がかかった。雌には卵を守る習性はなく、雄の捕獲で卵は泥をかぶり酸素の補給を絶たれ死滅する。内沼では同様に網を仕掛けたが逃げられ、卵を引き揚げ処分した。
 雌は1シーズンに10万個以上産卵する。ふ化した稚魚は体長2センチを超すと、より小さい他の稚魚を食害する。雌は産卵後どこかに行ってしまうが、次シーズンには雄に出合う確率が低くなる。同財団は「まだ産卵のはしりのようだ。水温がさらに高くなる9日と12日の4、5回目の観察日には、産卵のピークを迎え、雄バスの捕獲数もずっと多くなるはず」と見込んでいる。【小原博人】(毎日新聞)

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Posted by jun at 2004年05月08日 09:40 in ブラックバス問題, 魚&水棲生物, 内水面行政関連

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