2004年05月07日

コイヘルペス感染で初の対策会議 滋賀県 経路解明など国に要望

 滋賀県の琵琶湖や瀬田川でコイヘルペスウイルスに感染し、死んだコイが6日までに100匹を超えた。感染が拡大している可能性もあり、県は同日、初の対策会議を開き、感染経路の解明などを国に対し緊急要望することを決めた。

 県によると、昨秋から今月3日までに県内で死んでいるのを確認し回収したコイ142匹から陽性反応があった。冬場はいったん収まっていたが、4月下旬から、瀬田川や近江大橋近辺の琵琶湖、彦根市の旧港湾などで、多数の陽性のコイが見つかった。「水温が上がってウイルスが活性化し、また繁殖期を迎え、コイが相互に接触して感染するケースが増えた」(水産課)とみている。安曇川町沖の琵琶湖では生きたコイからも陽性反応が出ている。
 県は県水産試験場(彦根市)の簡易検査で感染の有無を判定し、陽性のコイはさらに三重県の水産総合研究センター養殖研究所で詳しく調べている。しかし5日には141匹の死んだコイを回収するなど、日を追って回収数が増えており、検査が追い付かない状況だ。
 この日の対策会議は県庁であり、県水産課や水産試験場と県漁業協同組合連合会の職員が出席した。感染被害の状況が報告され、農林水産省や水産庁に対し▽感染経路の解明▽コイ以外の魚に感染しないことの実証研究▽死んだコイ回収への財政支援▽風評被害の防止対策−を求めることを決めた。
 さらに県は瀬田川と近江大橋周辺、彦根市旧港湾、西の湖の四カ所を、生きたコイの感染状況調査と死んだコイの回収を集中的に行う水域に指定した。(京都新聞)

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Posted by jun at 2004年05月07日 02:17 in KHV関連

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