2004年04月16日

コイヘルペス問題 霞ヶ浦で健康なコイ飼育、水温上昇で感染の有無実験 /茨城

 ◇県水産試験場
 霞ケ浦、北浦で発生したコイヘルペスウイルス(KHV)病問題で、県内水面水産試験場(玉造町)は14日、霞ケ浦に設けた試験用いけすで感染していないコイを飼育する試験を始めた。同試験場では、水温の上昇に伴い天然コイから感染するかどうかを確認し、養殖再開が可能かどうかの判断材料にするという。

 いけすに入れたのは試験場内で01年春にふ化させた150匹。井戸水で育て、サンプルを取ってKHVに感染していないことを確認している。湖水の温度は同日午前9時ごろで14・5度。KHV増殖の適温といわれる20〜23度まで水温が上昇する6月下旬〜7月ごろに、感染の有無が注目される。
 同試験場では、県外から感染していないコイ数千匹を購入し、別のいけすで同様の試験を行う予定だが、まだ仕入れ先のめどが立たないという。仕入れが難航している理由について同試験場では「全国一の生産地だった霞ケ浦から稚魚などの出荷が途絶え、ほかの生産地でもコイが不足しているためでは」と推測している。
 ほかにも、KHVに感染しているとみられる養殖コイ約540匹を試験場内のいけすで継続飼育しているほか、霞ケ浦、北浦両湖で天然コイのモニタリング調査も実施している。結果がまとまった時点で養鯉(ようり)業者に伝える方針という。【須田桃子】(毎日新聞)

Yahoo!ニュース-茨城-毎日新聞

Posted by jun at 2004年04月16日 12:09 in KHV関連

mark-aa.jpg