2004年04月06日

琵琶湖のフナなど漁獲が増加 捕獲禁止や外来魚駆除が効果

 滋賀県の味覚を代表するフナずしに使われる琵琶湖のニゴロブナの漁獲高に、回復の兆しが現れている。春から夏にかけて産卵期のフナを守るため、琵琶湖の12カ所を4月1日から7月末まで捕獲禁止となっているほか、稚魚の放流、外来魚の駆除などの対策も行われており、県は「これらの相乗効果が出ている」と見ている。
 

 ニゴロブナの漁獲高は、1985年ごろには200トンあったが、97年には18トンまで激減。しかしその後は、2000年が24トン、01年が32トン、02年が33トン(農林水産省調べ)で増加傾向にあり、「漁業者からは、今年も前年よりよく採れているという声を聞く」(水産課)という。
 琵琶湖の在来魚を増やすための対策として、県漁業調整規則は1991年からフナとモロコについて、天然のヨシ帯がある湖北町尾上・今西付近の1カ所と、県が人工の産卵床やヨシ帯を設置している増殖場の11カ所の計12カ所を産卵期の捕獲禁止区域に指定。違反者に、6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金などを科している。
 このほかにも、ニゴロブナで年間約750万匹、ホンモロコで556万匹の稚魚の放流や、在来魚やその卵を食べるブラックバスやブルーギルの駆除が行われている。水産課は「小さなフナは湖に戻すなど、漁業者の努力も合わせて在来魚の増加に努めたい」としている。

Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by DODGE at 2004年04月06日 11:07 in 自然環境関連

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