2004年04月01日

外来魚以外も対策検討 滋賀県、移入生物で条例制定も

 滋賀県は、生態系や農林水産業に大きな影響を与える移入生物の対策として、昨年4月に施行した琵琶湖レジャー利用適正化条例で外来魚のブルーギルやブラックバスの再放流を禁止したのに続き、他の動植物への対策を進める。国の法整備だけで不十分な場合は、独自の条例制定も視野に入れている。
 

 県が対策が必要な移入種として候補に挙げているのは、動物(原産地)では▽アライグマ(北中米)▽ハクビシン(東南アジア等)▽シマリス(ユーラシア北部)▽カミツキガメ(米国)、植物では▽ホテイアオイ(南米)▽ボタンウキクサ(熱帯アフリカ)−など。 これらの動植物は、農作物への被害や生息域が重なる在来生物を駆逐するなどの被害が懸念されている。水面で増殖するホテイアオイやボタンウキクサは取水口を詰まらせたり、船の航行に支障が出る恐れがある。 すでに朽木村では野生化したアライグマが確認されており、植物の2種も西の湖(近江八幡市、安土町)や琵琶湖の一部で生息している。 県は昨年7月に設置した学識経験者による検討委員会で、対策が必要な移入種の選定作業を行っている。また目撃情報の収集、野外カメラの設置による生息調査も進めている。2006年度から駆除など具体的な対策を行う予定。 国が指定する移入種を規制、駆除する特定外来生物被害防止法案が通常国会に提案されているが、県自然保護課は「独自の対策が必要となる場合、条例の制定も考えられる」としている。

Yahoo! ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by DODGE at 2004年04月01日 10:04 in 内水面行政関連

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