2004年03月31日

高度浄化実験プラントが完成 滋賀県 琵琶湖の水質改善へ

 滋賀県が琵琶湖の水質改善を目指し、草津市矢橋町の湖南中部浄化センターで整備していた下水の高度浄化実験プラントが30日、完成した。下水に含まれる有機物を分子レベルで分解する全国初の設備で、県は4月から2年間の実証実験を始める。

 プラントはオゾン反応槽2基、活性炭吸着槽4基(いずれも高さ5.5メートル)からなり、オゾンの化学反応で下水に含まれる窒素、リンなどの化合物を分子レベルで分解させた後、活性炭で吸収する。通常の処理に比べ、COD(化学的酸素要求量)や窒素などを5、6割削減できる。1日の処理能力は6500立方メートルで、処理後の水はそのまま琵琶湖に放流する。 県は1997年から4年間、同プラントの小型装置を使って検証を続け、2002年からプラント建設を進めていた。総事業費は約10億円。 県下水道建設課は「処理に必要なコストや施設の安定稼働を見極め、実用化したい」としている。

京都新聞-環境-04/3/30

Posted by DODGE at 2004年03月31日 10:01 in 自然環境関連

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