2004年02月27日

底生動物に新「外来種」 生息域の拡大も2種

 神奈川県内河川の底生動物に関する調査を県環境科学センター(平塚市四之宮)が実施し、新たな外来種が見つかったほか、外来種の生息域が広がっていることが分かった。

 25日に調査結果を公表した。新たに発見されたのは「インドヒラマキガイ」。生息域の広がりが判明したのは「フロリダマミズヨコエビ」「コモチカワツボ」。センターは、全県規模では20年ぶりの底生動物調査を02年から03年度にかけて実施。県内24の河川150地点で、冬季・春季の2回調査した。320種の底生動物のうち、8種類の外来種が確認された。インドヒラマキガイは、東南アジア原産で殻の直径1センチの巻貝。観賞魚の流行で持ちこまれたらしく、引地川で確認され、県内では初めての発見となった。フロリダマミズヨコエビは体長1センチで、北米原産。99年の横浜市の調査で多摩川、境川などで見つかったが、今回は相模川や酒匂川など8河川で新たに見つかった。コモチカワツボは殻の高さ1センチでニュージーランド原産。亜寒帯から温帯域にかけ分布する巻貝だ。欧州から輸入のマス、ウナギに交じって入り込んだとみられ、相模川など5河川では初の記録という。
 ◇生態系乱す心配
 外来種の侵入や拡大は、ブラックバスやアメリカザリガニなどと同様、生態系を乱すことが心配される。「今後も注目が必要」と環境センターは話し、地域住民らと協力、分布範囲や生息場所の調査を進める。【山西禎宏】(毎日新聞)

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Posted by jun at 2004年02月27日 13:41 in 自然環境関連

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