2004年02月25日

エバースタート・セントラル開幕直前 2003年度シーズンを振り返る

 1998年にスタートしたエバースタート・シリーズ。初年度はイースタン戦とセントラル戦のみの開催であったが、その後、2001年にノーザン戦が加わり、2003年からウェスタンが加わった。そして、記念すべき1998年のエバースタート・セントラル第1戦はテキサス州サム・レイバン・リザーバーで開催されたのだが、以後毎年セントラル戦では同湖で大会を開催している。1999年だけはトレイル第2戦に開催されているが、セントラルの第1戦といえば、「サム・レイバン」と定着した感がある。そして今年もセントラルはサム・レイバン大会を皮切りにキックオフする。

 開催日程は2月25〜28日の4日間。7年めを迎えたエバースタート・シリーズ、セントラル戦は年が経つにつれて、その過酷を増している。もちろんイースタン戦の人気も高いわけだが、ツアーレベルのアングラーも数多くセントラル戦に出場しているため、セミプロ・レベルのアングラーは上位入賞すら難しい。しかし言い換えれば、セントラル戦を勝ち抜けられれば、それなりの実力があると解釈できる。

 今年のセントラル戦は、全4戦がすべて昨年とまったく同じフィールドで開催される。第1戦めから順に、テキサス州サム・レイバン、アラバマ州ピックウィック・レイク、ルイジアナ州レッドリバー、そしてケンタッキー州ケンタッキー・レイク(昨シーズンの第3戦はケンタッキー・レイクで、第4戦がレッドリバーだった。順番だけ入れかわった)。
 
 では、ここで昨年のハイライトを振り返ってみたい。
 第1戦で優勝したのはアルフレッド・ウィリアムスで、アフリカ系アメリカ人(黒人)のアングラーである。エバースタートにおいて初の黒人選手の優勝であり、ウィリアムスにとっても初勝利であった。彼は2位のトレイ・モーガンに6ポンドの差をつけて制覇したのだが、ウイニングルアーは、定番色・スポーニングレッドのラトルトラップだった。
 第2戦でも、ジョナサン・ニュートンが初優勝を経験した。彼はメインレイクであるピックウィックから離れ、テネシーリバーでラン&ガンを繰り返すパターンを用いた。また2位にはFLWツアープロのクラーク・ウェンドラント、3位にクレイグ・パワーズ、4位にグレッグ・ハックニーと強豪が上位入賞を果たした。
 第3戦ではここ数年間ウイニングルアーから遠ざかっていたディープクランクのディープ攻略でデイビッド・ヤングが優勝した。この大会が印象的だったのは、寒冷前線が通り過ぎる真っ直中で開催されたため、台風なみの豪雨の中で試合が敢行されたこと。それにも係わらず、ヤングは最終日に20Lb15ozのビッグウエイトを持ち帰った。その他、ウェスリー・ストレイダーやクレイグ・パワーズ、ジョン・サッピントンなど多くの有名ツアープロが上位にくい込んだ。
 最終戦は6月に開催されたのだが、6月のルイジアナ州レッドリバーはすでに真夏の陽気である。過酷なコンディションを乗り越えて制したのは、レイク・フォークでガイド業を営むショーン・ホーンク。最終日まで縺れ込んだトップ争いは、ホーンクがわずか4オンス差でジョン・サッピントンを上回り頂点に立った。勝利の決め手となったのは、ホーンクが使用した軽量なフラットボトムのアルミボートでバックウォーターを遡る戦術だった。その他、クレイグ・パワーズが3試合連続で10位以内のフィニッシュを記録した。
 ところが、2003年度セントラル・ディビジョンの年間総合優勝は、ジャッキー・デイビスが奪い去っていた。データを見ると、デイビスは全4戦中すべての試合を13位以上で終えていた。

+Inside BASS

Posted by DODGE at 2004年02月25日 17:12 in 海外トーナメント:FLW

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