2004年01月29日

滋賀県警、琵琶湖プレジャーボート利用の条例改正案をまとめる

 滋賀県警はこのほど、琵琶湖でのプレジャーボート利用者の救命胴衣着用義務化などを盛り込んだ県条例改正案に対し、県内外から寄せられた意見結果をまとめた。個人30人と4団体から42点の意見があったが、救命胴衣着用や飲酒への法規制などに反発する声が7割以上を占めた。昨年9月の琵琶湖ヨット事故を受け、県警は▽プレジャーボート(水上バイク含む)利用者の救命胴衣着用義務化▽全船舶で酒酔い状態の操船禁止▽水上バイクの安全講習の5年後再受講−などを柱にした県琵琶湖等水上安全条例改正案を策定、今年7月の施行を目指している。寄せられた意見では、条例案全体に対しては「罰則強化の前にルールなどの指導、啓発が重要」「レジャーは自己責任。規制は過剰」などの反対が3件あった。一方、「規制をもっと厳しく」などの賛成が2件あった。救命胴衣着用には16件の意見があり、約7割が「気象条件などを考慮して当事者が決めるべき」「クルーザーのような安定性のある船には義務化の必要はない」などと反発する声だった。
飲酒については8件あり、違反の罰則強化を求める声がある一方、「酒酔いの基準があいまい」といった反対意見も半数を占めた。 水上バイク再受講に関しては約半数が「必要性が感じられない」などの反対意見だった。県警地域課は「条例案は2月議会に原案のまま提案する。特に、救命胴衣着用義務化には反対の意見も多いが、自己の安全を守るには必要なことなので理解を求めていきたい」としている。
▽小型船所有者に安全ステッカー滋賀県小型船協会(中出幸一会長)はこのほど、ヨットなどの小型船の愛好家に対し「救命胴衣着用」など操船者が守るべき責務を記したステッカー5000枚を作製。県内の各マリーナを通じて、ヨットやボートの所有者に配布し、安全への自主的な取り組みを呼び掛けている。
「小型船舶操縦者の安全責務」と題したステッカーは縦6.5センチ、横15センチ。イラスト入りで「酒酔い操縦禁止」や「救命胴衣着用」と書いている。また、出航前の点検や免許所有者以外の操船禁止など5つの注意事項も並記している。昨年9月の琵琶湖ヨット事故を受け、同協会役員から「改めて安全を呼びかけることが大切」との意見が出て、ステッカーを作った。同協会は「見えやすいところに張り、安全を再確認してほしい」としている。
Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by DODGE at 2004年01月29日 16:15 in 内水面行政関連

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