2004年01月16日

「神奈川県内水面漁場委員会指示」に関する訂正及び詳細

 1月9日付けの本サイトTOP NEWSにおいて、「昨年12月5日、神奈川県内水面漁場委員会は漁業法67条に基づき、外来魚のキャッチ&リリースを一部禁止する委員会指示を告示した。コクチバス(スモールマウスバス)は県内全域においてキャッチ&リリースが禁止となり、オオクチバス(ラージマウスバス)とブルーギルは神奈川県内の共同漁業権設定水域においてキャッチ&リリースが禁止となるが、オオクチバスに関しては芦ノ湖を除くとされている。なお、神奈川県において共同漁業権が設定されている水域は相模川および芦ノ湖なので、事実上オオクチバスのキャッチ&リリースが禁止されるのは相模川ということになる。期間は今年の2月1日から来年1月31日までの1年間」と報じましたが、一部事実と異なる箇所がございましたので、下記のとおり詳細をお伝えいたしますとともに訂正いたします。

平成15年(2003年)12月5日に公示された神奈川県公報には、下記のように記されています。


神奈川県内水面漁場管理委員会指示第2号

漁業法(昭和24年法律第267号)第67条第1項及び第130条第4項の規定により、
水産動物の保護を図るため、次のとおり指示する。

平成15年12月5日

神奈川県内水面漁場管理委員会
会長 菊地光男

1 指示内容
(1) コクチバスを県内の内水面(河川、湖沼及びこれと連接して一体を成すため池、
  水路等)において採捕した者は、これを生かしたたまま採捕した水域から持ち出し、
  又は採捕した水域に再び放してはならない。
(2) オオクチバス又はブルーギルを県内の内水面における共同漁業権の設定された漁場
  において採捕した者は、これらを生かしたまま採捕した水域から持ち出し、又は採捕
  した水域(オオクチバスの場合は、芦ノ湖を除く。)に再び放してはならない。
  ただし、公的機関が試験研究の用に供する場合及び内水面漁場管理委員会が必要と認
  めた場合は、この限りではない。

2 指示期間
  平成16年2月1日から平成17年1月31日まで


 コクチバス(スモールマウスバス)に関しては、神奈川県内全域の内水面において、生体の持ち出し及びリリースが禁止となります。
 オオクチバス(ラージマウスバス)に関しては、芦ノ湖以外の共同漁業権の設定された漁場において生体の持ち出し及びリリースが禁止となります。
 TOP NEWSでは「神奈川県において共同漁業権が設定されている水域は相模川および芦ノ湖なので、事実上オオクチバスのキャッチ&リリースが禁止されるのは相模川ということになる」とお伝えしましたが、これは誤りでした。


 ゼゼラノート(http://www.zezera.com/)では神奈川県内水面漁場管理委員会事務局に電話で問い合わせた内容を次のように伝えています(以下「ゼゼラノート」より引用)。

「神奈川県内の第5種共同漁業権設定水域
相模川本流・支流(相模湖、津久井湖、宮ヶ瀬湖を除く)、早川、酒匂川本流・支流(丹沢湖を除く)、早川、芦ノ湖、千歳川(湯河原)、多摩川(ガス橋より上流) ※各湖の範囲は標柱などで指定されていますが、ややこしいので略します」。
「問題は、都県境の多摩川。一応、丸子橋あたりは、花畑運河や弁慶堀と肩を並べる東京23区内のバス釣りポイントなので。漁業権の設定は東京都がしているのですが(漁協は川崎河川漁協というのが神奈川県側にもあります)、第5種共同漁業権の設定のあるガス橋より上流の神奈川県区域に関してはリリース禁止に含まれるというのが神奈川県担当者の見解でした。ちなみにガス橋より下流に第1種共同漁業権(餌虫)の設定もあるのですが、これは含まないそうです」。


 これによると、多摩川に関しては神奈川県側においてはオオクチバスのリリースが禁止と解釈されるようです。以上、訂正してお詫び申し上げます。

Posted by DODGE at 2004年01月16日 16:38 in 内水面行政関連

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